アジア一のゴージャスな街を眺める  アイランド・リゾート「カペラ・シンガポール」

その島にゴージャスなリゾート「カペラ・シンガポール セントーサ」が誕生したのは2009年3月末。歴史ある白亜のコロニアル建築の館「タナメラ」がメイン棟となり、そのタナメラの裏手には、庭を挟んでウルトラモダンなデザインの宿泊棟が新築された。レセプションやライブラリィ、ファインダイニングの中国料理レストラン「アッシア」など、主なパブリックスペースはタナメラ内にある。タナメラは、1988年まで英国軍によって使用されていた建物であり、当時は華やかな舞踏会やパーティ、集会などに利用されていたという。今なお、目をつむればそんな時代の映像が脳裡を掠めるほど、昔のままの雰囲気が残されている。ここのライブラリィでのアフタヌーンティーは、まるで映画の中のワンシーンのようで趣のある時を過ごせる。

新たに建った客室棟全体/Photo: Capella Singapore Sentosa

 

様々なタイプの客室棟があり、写真はコロニアル・マナールーム/Photo: Capella Singapore Sentosa

そんな趣と両極を成すのがスタイリッシュな客室棟だ。英国人であるノーマン・フォスター氏が手掛け、「タナメラ」との対比が面白い。宿泊棟は独特の‘R型’デザインであり、‘R’は俯瞰で見れば数字の8の字を成している。中国伝統文化で8は縁起のいい幸運な数字とされ、フォスター氏はその文化に敬意を払ったというのだ。部屋数は111室。客室、ヴィラ、長期滞在用のマナーハウスもあり、オールデイダイニングやバー、3つのプールなど高級ホテルらしい施設が整う。

全体で6箇所揃うプールのひとつ/Photo: Capella Singapore Sentosa

中でも個人的な興味を惹かれたのは、アジア初のスパ「アウリガ・スパ」だ。月の満ち干に関連し、人の身体に変化をもたらすとされる自然のリズムを施術の基盤としている。新月は再生と内観に影響を及ぼし、満ちていく月(ワクシングムーン)は種を撒く時期、満月は完全な可能性の達成、そして衰弱する月は浄化のための時間等、月のエネルギーが作用するという人の身体や健康はとにかくミステリアス。それを鑑みたスパの施術は確かに快適だった、果たして効能は・・・。実際、私は満月の夜は昔からほとんど一睡もできず、ドクターからは‘フルムーンシック’と言われている。

シンガポールと言えばチキンライス、ここではオリジナル・スタイルで/Photo: Capella Singapore Sentosa

Photo: Capella Singapore Sentosa

■ホテル情報

Capella Singapore Sentosa
1 The Knolls Sentosa Island, Singapore 098297
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Fax: +65-6337-3455
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