『鬼火』の主人公のモデルとなった自殺した詩人と、劇中に流れるエリック・サティはなんと、同時代の人だった

オトコ映画論#65

1963年のルイ・マル監督、モーリス・ロネ&ジャンヌ・モロー主演作品『鬼火』(原題Le feu follet) を観て、音楽家エリック・サティの音楽を知った。この映画の日本公開は1977年8月なので、僕はもっとも多感な高校生時代で、劇場で初公開されたときにしっかりと観ている。日本にエリック・サティの音楽が広まったのは、『3つのジムノペティ』と『3つのグノシェンヌ』の魅惑的な旋律が流れた『鬼火』公開以降のことだ。