おひとり様のオアフ島でも困らないホテル!?(後編)

ひとり旅は、滞在中いかに快適に過ごせるかが鍵だ。ホテルでリラックスできて、ひとりの食事に困らないか、居心地よく過ごせるか、という点はかなり重要だ。以下が実際滞在していて感じた点だ。

①客室が広い
客室に案内されると、部屋は思いのほか広い。ベッドにソファ、デスク、とゆったりとした作りになっている。部屋の色は青とベージュが基調。これは海や砂をイメージしているということで、ビジュアル的にもゆったりとくつろぐことができる。そして壁紙にはナイオの花がデザインされているのだが、これもクラシックな感じにならず心地よい。

Photo:Yukiko Hirahara

②全室オーシャンフロント
全室オーシャンフロントというのもとても嬉しい。部屋の窓一面に素晴らしいヨットハーバーのビューが広がっている。しかもこの窓は開けられるので、部屋にいながら海にそよぐハワイの風を直接感じることができるのだ。想像以上にリラックスできる空間だ。

③バスタブ付き
そして、シャワーとは別にバスタブも付いている。ひとり旅の醍醐味は、バスタイムをゆっくり楽しめるところにもある。しかしオアフ島は高級なホテルでもバスタブがないことがあるので、湯ぶねにつかれるのは嬉しい。アメニティは全て、カウアイ島の自然から生まれたと言われるオーガニック・スパブランドのマリエオーガニクスというのもポイントが高い。バスソルトをバスタブに入れると、いい香りが広がって、日頃のストレスが溶けていくような至福の時間が味わえる。洗面所の拡大鏡に、メイクしやすいよう光のセンサーがついている点なども細かいところまで行き届いている。

④クラブラウンジ
そして出来れば31階以上のクラブフロアーの部屋に泊まることをおすすめする。ここに泊まると5階のプールエリアに隣接するクラブラウンジが朝の6時から夜は9時までいつでも利用できる。朝は朝食、昼は軽食、そして夜はオードブル、デザートが用意されている。飲み物はソフトドリンクにワインにドラフトビール、と全て含まれているのだ。室内外にテーブルが用意されているが、なんといってもテラス席がおすすめ。特に夕日を見ながらまったり過ごす時間は格別だ。

今回のハワイは半分友人が合流して、残りの半分は一人で過ごしたのだが、このラウンジのおかげでひとりになってからもかなり快適だった。旅先のホテルでは、ひとりでまったり過ごしたいと思ってもなかなかそういう場所がない。またひとりでは入りにくいレストランもけっこうある。ホテルの外で、近くにリーズナブルなプレートなどのデリのお店もあるけれど、せっかくのバカンス。それでは気分も上がらない。そういう問題がこのラウンジのおかげで解決されたのだ。

ラウンジのスタッフもとてもフレンドリーで、ファミリーやカップルに囲まれて居心地の悪い思いをすることがなかった。やや料金がアップするけれどそれだけの価値はあるはずだ。

Photo:Yukiko Hirahara

⑤プール
プールサイドで本を読んだり軽食をつまんだりしながらひとりで過ごすのもいい。5階のインフィニティプールにはウッドデッキがひかれていて、ヨットハーバーが見渡せるベストポジションで、本当に海につながっている感覚だ。インフィニティプールがあるホテルは他にもあるが、ロケーションがとにかく大事。

そして部屋数は563室なので、2000室くらいある他の大箱のホテルのように、混み合うこともない。プールサイドで軽食もオーダーも出来るので、どこにも出かけずここで一日中過ごしたくなるくらいだった。

Photo:Yukiko Hirahara
Photo:Yukiko Hirahara

⑥レストラン
レストランはKATSUMIDORI SUSHI TOKYOとオールデイダイニングのワンハンドレッドセイルズ レストラン&バーの二つ。どちらも、メニューも座席もひとりで気兼ねなく利用できる内容だ。

ランチにはKATSUMIDORIに行った。ランチセットが3種類あって全て18ドルととてもリーズナブル。カウンターには一人客もいたので入りやすい。

ワンハンドレッドセイルズ レストラン&バーへはまず2時半からのハッピーアワーに行ってみた。ビール3種類とおつまみのセット、またはワイン赤白とおつまみのセットがそれぞれ5ドル。アラモアナセンターのお買い物から戻って一息つくのにちょうどよかった。

ディナータイムもブッフェとは別にアラカルトが充実している。ブッフェスペースは奥のスペースになるがそこはファミリーが多く利用する。ひとりだと、手前のスペースのソファかバーカウンターが落ち着く場所だ。その日も地元のアメリカ人がバーで一人で飲んでいてなかなかよい雰囲気だった。

アラカルトはおつまみメニューが充実している。ワインとアラカルト2品くらいで充分。値段もとてもリーズナブル。

⑦ライブラリー
レストランに上がる途中の2階にライブラリーがある。ここでは読書をしたりPCを使えたりと、集中してひとりで過ごすのにとても便利だ。バカンス先でも仕事をしたい時があるので、気分を変えて取り組むにはとても快適な空間だ。

Photo:Yukiko Hirahara

カップルでも家族でももちろん楽しめるけれど、ひとりだからこそ訪れたい、そんなホテルがプリンス ワイキキだった。大人になると、友人やカップルと過ごす旅行も楽しいが、ひとり旅もまたそれに勝る醍醐味がある。

私にとって「オワフ島のホテルはおひとりさまには過ごしにくい場所」という思いが、今回の体験で払拭された。

ホテルは人が作るという。外側だけよくても、どのように時間を過ごしているかが大事なのだ。お互いの過ごし方を尊重していながら、ひとりで心ゆくまでくつろげる空間を提供してくれるホテルがますます増えることを願ってやまない。

プリンス ワイキキ http://jp.hawaiiprincehotel.com