GINZA SIXで変わる6丁目。見どころはフェンディ!?

B式都市論#5

世界の銀座が変化しています。

都市は変化を止めずに次々に新しい姿へと脱皮するように更新されていく。見慣れた風景も少しずつ構成要素が変わり、しばらく見ていないとその変貌に驚くだろう。風景を形作っていた大きな視覚要素が同時にがらりと変化してしまうときには。

銀座6丁目。かつてそこに松坂屋百貨店が営業していた記憶はまだ残っていたはずなのに、その同じ場所で4月20日に開業するGINZA SIXが中央通りに姿を現すと、その過去の記憶がフェイドアウトしていく。これから一番話題を巻き起こすのだろうか。

GINZA SIXファサード/Photo:Kenichi Watanabe
銀座6丁目交差点/Photo:Kenichi Watanabe

建築家・谷口吉生氏による新しい建物の外観はすでにストリートから眺めることができるので、開業までの間に、だんだんと銀座のメインストリートの風景感覚をリプレイスしていくだろう。

ハイブランドが軒を連ねる、暖簾式と言われる外装デザイン。ディオール、セリーヌ、サンローラン、など、シンプル&シックなファサードが異なるパターンで展開されているのだが、5丁目側のコーナー部分だけがアーチが連なるデザインだ。しかもトロンプルイユ風に、平面なのに奥行きを感じさせる視覚効果をもたらす。

その場所にはフェンディのロゴが配されている。現在アップルストア隣、松屋向かいにある銀座のフェンディは、期間限定ショップであり、GINZA SIX開業後、そちらに移る運びだ。現在のそのガラスによるファサードにもアーチのパターンが連続するデザインが凝らされている。