青山の隠れ家でいただく、自家製チョコレートと酒のマリアージュ ~LE GÉANT(ル ジェアン)Vol.2

オーナーバーテンダーである細田修司さんは、ザ・リッツ・カールトン東京の開業時からバーテンダーを務め、2012年に独立し、この店をオープンした。店名の「LE GÉANT(ル ジェアン)」はフランス語でジャイアントという意味で、店を仕切る細田さんの190cmを超える高身長にちなんでつけられたとか。ホテルで培った技術とホスピタリティを享受できる。

LE GÉANTのラウンジスペース/Photo:Daisuke Uchida

■LE GÉANTとは?

青山一丁目の駅から徒歩で数分。知る人ぞ知る場所にあるバー、LE GÉANT。見上げる程大きな扉を開けると、これまた高い天井の空間が広がる。店内はメゾネットスタイルになっており、上階はレザーソファが備えられたラウンジスペースだ。店内は黒を基調にスタイリッシュな雰囲気。このロケーションにあって、男性客が8割というのも頷ける。


LE GÉANTの細田さん

 

—今回、通常の自家製チョコレートの他にもご提案いただけるそうですね?

ガトーショコラとブランデーのマリアージュをご提案したいと思っています。ポイントは別添えしたクリームで、カクテルと同じような発想でアレンジしました。お酒と合うことを追及したクリームです。

 

オススメチョコレートセレクション3

ガトーショコラ 自家製クリーム添え

ベストペアリング:ブランデー ヒメネス スピノラ 1948

Photo:Daisuke Uchida

「バニラとカカオ、そしてブランデーを入れた生クリームを添えることで、濃厚なガトーショコラとお酒をつなぐ役割を果たします。デザートとしてもしっかりと存在感があるものなので、合わせるお酒も強めのものを。こちらは糖蜜のように甘く、干しぶどうのような深みがあるブランデーです」。(細田さん)

 

—このクリームの存在で、スイーツのイメージが強いガトーショコラが一気にお酒のパートナーになりますね。こちらでは他にどんなフードをご用意されているのですか?

生ハムやナッツなどの軽いおつまみになるものと、軽くお食事をされたい方のためには、近隣のお店からパスタやピザなどもご提供しています。

 

—得意なカクテルは?

特にありませんが、お客様からは季節のフルーツを使ったカクテルが好評です。今の時期ならイチゴをつかったものとか。ウォッカやシャンパンベースでご提供しています。素材を活かすために、シンプルなレシピを心がけていますね。

 

—お酒とフードの他に、お店を作る際力を入れられたのは?

空間づくりです。自分の店を持とうと探し始めたときにこの物件に出合いまして、全てが理想通りだったので即決しました。一目惚れですね。4.8mという天井の高さは、こうした店舗ですごくレアなんです。さらにラウンジスペースを設けることができるなど、求めていたものが揃っていたんです。黒を基調に、デザイナーの方にお願いして、インテリアも統一しました。カウンターが黒いレザーなのも気に入っています。

オフィス街と住宅地が混在しているようなロケーションなので、仕事帰りに立ち寄られる方、おうちへ帰られる前に最後に1杯飲むためにいらっしゃる方など、様々な方がいらっしゃるのも店をやっていてありがたいですし、面白いです。

ホテルのときは宿泊の方やレストランでお食事をされてから来られる方など様々で、それも非常に勉強になったのですが、自分の店をもったことで、よりお客様との距離感が近く、親しみのあるおもてなしをできるようになったことが何よりも嬉しいですね。

 

Vol.1はこちら

text:Miki Ozawa

Photo:Daisuke Uchida

■Barデータ

LE GÉANT(ル ジェアン)
東京都港区南青山1-8-15 カーサ南青山1F
営業時間 18:00〜翌4:00
休 日曜