新鮮な場所として活用する「高架下」は効果上々?

B式都市論 #4

あなたが思いつく「高架下」といえば、どこですか? 上野・御徒町のアメ横あたり? 有楽町・新橋あたりの賑わうアウトドア酒場? それとも昨年2016年11月末にオープンした中目黒高架下でしょうか。

Photo:Kenichi Watanabe
Photo:Kenichi Watanabe

中目黒駅前は東急東横線の高架下になる横断歩道があって恵比寿方面にアクセスする場合はここから通りを渡り、ちょいと登り坂に向かってたりしましたが……。

今や黄昏時にその駅出入り口から横断歩道に立つと、向かい側に幅広く幾何学模様でイルミネーションされた壁面が光る『中目黒 蔦屋書店』が出現しているのです。賑わいもあります。書籍も並んでいますが、雑貨やカフェが混在している様子が見てとれます。

さらに代官山寄りの高架下には『Soup Stock Tokyo』、同じ運営会社スマイルズによる新業態のレストラン『PAVILION(パビリオン)』。ここはクリエイターのプライベートパーティなどに活用されている様子がSNSで広まっています。

夜の営業時にはアクセス方法が変わり、わざわざ駅から遠い方まで歩かせて、店内まで約50メートルのアート回廊を歩いてもらおうという趣向が用意されていて、新しい都市の体験にさらにオマケが付加されています。

Photo:Kenichi Watanabe
Photo:Kenichi Watanabe

中目黒から祐天寺方向には、高架下にリニアに並ぶ、大小バリエーションある飲食店が軒を連ねています。年末年始のニュースバリューある情報としてテレビで報道もされていたので、どの店舗も興味を感じた若い世代で賑わっていました。

さらに祐天寺寄りの高架下ゾーンには、天井高4メートルを活かしたイベントホールや展示スペースなども用意されるそうで『NAKAME GALLERY STREET(ナカメ ギャラリー ストリート)』になるようです。