二十歳になったら日本酒を。最初の一杯にふさわしいお酒とは?

佐渡からの日本酒通信 #20

一年に一度、街に色鮮やかな振袖と羽織袴に身を包んだ若者たちが溢れる成人の日。今年は1月9日であります。

あれ?と思われる人も多いかもしれません。実は私もその一人。だいぶ昔に成人式を済ませてしまった筆者にとって、「成人の日」とは毎年1月15日でありました。

1948年からずっと1月15日に固定していた「成人の日」は、ハッピーマンデー法(一部の国民の祝日を、従来の固定日から特定週の月曜日に移動させ、土日と合わせて連休にする法)施行により2000年から1月の第2月曜日に変わったのです。

日本酒の蔵元という職業柄か、二十歳と言われて真っ先に思い浮かべるのは“お酒は二十歳になってから”の文言。未成年者飲酒禁止法により、すべての日本酒ラベルに必ず表記されている注意書きです。

選挙権は18歳まで引き下げられたのに、またヨーロッパでは16~18歳で飲酒解禁という国もあるのに、日本では変わらず“お酒は二十歳になってから”の壁があることには賛否両論あるでしょう。

が、ここは敢えて二十歳の“壁”ではなく“ドア”と呼んでみようと思います。せっかくならば準備万端心を整えて、二十歳のドアを開けて広くて深い日本酒ワールドに飛び込んで頂きたい。

では、“記念すべき最初の一杯”にふさわしいお酒とは?