ファッション業界のパーティでも最近よく登場するスプマンテ「フランチャコルタ」の強みとは?

砂漠のような東京でも…
週刊ファッション日記 #34

フランスでは発泡性ワイン(スパークリングワイン)を一般にシャンパンと呼ぶ(厳密にはシャンパーニュ地方で生産されたものに限定されている)が、イタリアではスプマンテと呼ばれる。そのスプマンテの中でも北イタリア・ロンバルディア州東部のフランチャコルタ地域で生産されるスプマンテを『フランチャコルタ』と総称しており、その質の高さは定評になっている。

パーティでどんなスパークリングワインが供されるかということは、そのパーティの“格”を決めるとまで言われている。例えば、ラグジュアリー・ブランドを多数抱えているLVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)傘下のブランドである『セリーヌ』がパーティを開催するときに供されるスパークリングワインは当然のことながら『モエ・エ・シャンドン』とか『ヴーヴ・クリコ』といったLVMHが保有するシャンパンだ。

LVMHのブランドのパーティでも大使館での開催など最上級の格式のパーティなどになると『ドン ペリニヨン』とか『クリュッグ』といったLVMHが所有するシャンパンでも最高級のものが供されるのである。

Photo:フランチャコルタ協会日本事務局

酒にイヤしい私はこういうパーティには万難を排して出席したいと思っている。本文とは全く関係ないが、個人的には『クリュッグ』が一番好きだ。

フランチャコルタも、イタリア国内では当たり前になっているが、国外でのイタリア政府及び関連機関主催のパーティはもちろん、イタリアブランドの格式が高いパーティでは是非供してもらいたいし、それが今後の需要拡大につながるということで、そうしたプロモーションを強化している。

そんな時、最近フランチャコルタ協会のヴィットリオ・モレッティ会長が11月に来日し、フランチャコルタの普及のための試飲会やイタリア大使館でのパーティを開催した。

ヴィットリオ・モレッティ氏
Photo:Akira Miura

今年は日伊国交開始150周年に当たるのである。モレッティ会長は1年前に現職に就任したばかりで、フランチャコルタ『ベラヴィスタ(イタリア語で美しい風景の意味)』のオーナーでもある。同会長にいくつか質問したので紹介する。