クライアントから受けた仕事を効率化するには?

心のふきだし #43

世の中はすさまじい速さで変化をし、便利になっていく。仕事もますます効率化されるので、忙しさも半減するのかと思うとまったくそうではない。 例えば携帯が普及したおかげで、いつでも誰とでも連絡がつくので仕事はエンドレスになった。仕事の内容もどんどん細かくなって、さらに量も増えているのが現状だ。

私は、ずっと広告代理店の営業の仕事についていたが、仕事はこれでもか、とばかりに増えていった。そもそも広告代理店の営業の仕事は、ここからここまで、という範囲を付けるのが難しい。いつもクライアントに新しい提案をすることも求められた。

Webなど新しい分野にも広がっていき、勉強しなくてはいけないことも多く、終わりのない毎日が続いていた。やっとひとつの仕事が終わりそうになると、また他のクライアントから違う仕事を依頼されることの繰り返しだった。どんなに時代が便利になろうと、営業職の仕事量は変わらない。それどころか、むしろ多くなっているような気がする。

けれども、実は少しは仕事量を軽減出来る方法がある。それは「クライアントの仕事をそのまま受けない」ということだ。

クライアントあっての営業なのだから、「そのまま受けない」とは何ごとか!と思われるかもしれない。もちろんいい加減にするという意味ではない。要は「必ずしもクライアントの依頼のままにやらなくてもよい」ということだ。

例えば、クライアントと打ち合わせをした際に、「○○を調べて提出してほしい」や、「○○を作っておいてほしい」などという依頼を受けることがよくある。

たいていの営業マンはそこで「かしこまりました。ではそれを用意します。いついつまでですね」とそのまま受けてしまう。

クライアントの依頼を言われた通りに受けると、内容によっては、恐ろしいほど時間をかけて残業をして提出することになる。クライアント側は、それを準備するのに、まさかそこまで時間がかかっているとは想像していないことが多い。提出されたものをただ満足して受け取る。むしろ自分たちが多少無理を言っても「けっこう簡単に出せるのかな」と思われてしまうこともある。