美意識とセンスと、
極端なまでに偏ったクリティークのコラム・マガジン「Byron」
上質な大人のメディアがWEBサイトにはない、とよく言われます。
でも、それって無い物ねだりではありませんか!?
そもそもメディアとは“俗っぽい”ものなのです。WEBだけでなく、面白いメディアは紙でも放送でも、“俗の極み”に近づいていくものです。
高踏よりも低俗を、大人よりも女子どもを相手にするのが古来メディアの常道です。さらに今や、専門家の評論よりも、フツーの個人のナマの体験が多数を制するデジタル民主主義のご時世、SNSの時代です。
でも、読みたいメディアがありません。どうすればいいの?と、考えました。
結論は、わかりやすさに組せず、新しさだけで善しとしない。
美意識とセンスと、極端なまでに偏ったクリティークのコラム・マガジン。
『Byron』は古強者たちが集まった、思い切り偏屈なメディアです。
Byron編集長 斎藤和弘